遠藤一彦氏 自身の連勝記録に並んだDeNA・東を祝福 「これからもどんどん塗り替えて」

[ 2023年9月27日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA1-0巨人 ( 2023年9月26日    横浜 )

遠藤一彦氏
Photo By スポニチ

 大洋(現DeNA)のエースとして活躍し、1983年に球団記録の12連勝を達成した遠藤一彦氏(68)が本紙取材に応じ、40年ぶりに自身の記録に並んだ東に祝福の言葉を贈った。

 まずは東君、12連勝本当におめでとう。東君が活躍することで、自分の名前、当時の記録をメディアで取り上げてもらえること、うれしい限りです。

 自分は8月14日の中日戦から10月20日の阪神戦まで、シーズンの終盤で記録し、連勝のままシーズンが終わった。正直言うと、12連勝を達成した感覚がほとんどなかった。メディアにもあまり騒がれなかったからね。

 当時はCSもなく、優勝がかかる試合以外(83年は3位)は消化試合だった。本拠地の観衆も5000人くらい。シーズン終盤は寂しい雰囲気で、東君が日本一を目指せる立場で投げているのがうらやましい。

 自分は直球が140キロ程度で、武器のフォークボールとカーブで勝負した。当時も阪神のバースや岡田ら、強打者はたくさんいて楽しい勝負はできたよ。でも、岡本和(巨人)、村上(ヤクルト)ら今の強打者に自分の球が通用するかどうか。

 東君は、テンポもいいし、直球の切れもいい。これからもどんどん記録を塗り替えてもらいたいね。

続きを表示

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年9月27日のニュース