日本ハム・谷内亮太は引退試合で中前適時打！プロ初盗塁は“失敗”も5ポジション守る粋な演出

パ・リーグ   日本ハム―ロッテ （ 2023年9月27日    エスコンフィールド ）

＜日・ロ24＞試合前練習で谷内（右）と談話する新庄監督（撮影・高橋　茂夫）
Photo By スポニチ

　日本ハムの谷内亮太は引退試合で中前適時打を放った。

　「7番・三塁」で先発出場すると、2回2死三塁でカスティーヨのスライダーを中前にはじき返した。

　これがプロ通算143安打、60打点目だった。

　意外にもプロ通算11年で盗塁は0。

　2回2死一塁の場面で盗塁を仕掛けたが、細川は見逃し三振となり、引退試合でのプロ初盗塁はならなかった。

　守備では初回が三塁、2回が一塁、3回が二塁、4回が遊撃、そして5回には右翼の守備に就く新庄監督流のサプライズ演習で盛り上げた。

　谷内は5回無死一塁となったところで交代。エスコンフィールドの大勢のファンからスタンディングオベーションを受けながらベンチに下がった。