阪神・大竹“いままでいました”雰囲気で復帰戦勝つ!! 西純も広島戦「やり返す」

[ 2023年8月15日 05:15 ]

キャッチボールを行う阪神・大竹(撮影・岸 良祐)
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 阪神・大竹が10連勝の大波に「便乗して」加わる意気込みを示した。7月26日の巨人戦を最後に同30日には体調不良のため「特例2023」の対象選手として登録を外れ、2週にわたって登板を回避。甲子園室内での投手練習に参加し、16日の広島戦で予定する復帰登板に備えた。

 「あたかも普通に“いままでいました”みたいな雰囲気を出して、便乗していこうかなと。(離脱中は)負けていても、ご飯を食べ終わってみたら、逆転しているんで、スゲえなって。帰ってきたから、負けが増えるとかはやめたいんで、いい雰囲気にパワーをもらって投げたい」

 広島には過去4試合で3勝無敗。計29回2/3で自責1しかなく、対戦防御率0・30という抜群の好相性だ。リーグトップの先発防御率2・98を誇る先発陣はさらに厚みを増した。今週の6連戦を終えれば、22日からは3週連続で5試合ずつ。先発陣は5人で足り、1人は出番が減る。安藤投手コーチは「調子のいいものから使っていくことになると思う」と方針を示し、首位独走でありながら、ぜいたくな先発枠争いが勃発した。

 15日に先陣を務める西純も、もちろん安泰ではない。優勝マジック点灯もかかり、「大事な試合になってくるのは、自分でも分かっている」と腕ぶした。広島には今季3試合を含む通算4試合で未勝利(2敗)。先発ローテーション生き残りを期し、「前半戦やられた分をやり返せたら」と雪辱を誓った。(阪井 日向)

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