日本ハム 三本間の挟殺、連係ミスで失点に 捕手・伏見が甘い三塁方向への追い込み

[ 2023年7月30日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム3―4オリックス ( 2023年7月29日    エスコンF )

<日・オ>2回、伊藤のタッチをかわし生還する若月(撮影・高橋 茂夫)
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 三本間の挟殺プレー。日本ハムの連係ミスが無駄な失点につながったのは2回だ。先発・伊藤が2点を失い、なお1死三塁。山足の遊ゴロで飛び出した三塁走者・若月を三本間で挟んだ。だが6―2―5と送球を重ねて最後は伊藤が本塁付近でタッチを試みるもかいくぐられた。最初はアウトの判定もリプレー検証の末セーフ。痛恨の3点目を許した。

 挟殺プレーは本塁より遠い塁へ走者を追い込み、少ない送球回数でアウトにするのがセオリー。遊撃から最初にボールを受けた捕手・伏見が三塁方向への追い込みが甘く、走者との距離も縮めずに早めに送球した。新庄監督も「伊藤君のプレーの前に三塁方向にもう少し追いかけても良かった。挟殺の練習をしないと」と語った。

 挟殺プレーでは相手が声を上げた際に送球するのがチームのルールでもあり、伏見は「(三塁の清宮が)呼んでいない時に離しているから(両者の)感覚のズレがあった。もう一度確認したい」と猛省する。シーズン後半戦。1点の重みは、日に日に増している。(清藤 駿太)

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