救急車で運ばれた山梨学院・エース林は打撲 相手投手を気遣い「目が覚めました」と活躍誓う

[ 2023年7月14日 20:05 ]

山梨学院の練習場で笑顔を見せる林(野球部提供写真)
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 今春の選抜大会で春夏通じて県勢初の甲子園優勝を果たした山梨学院。2季連続の日本一を狙う初戦となった身延との2回戦で頭部死球を受け、試合後に救急車で病院に搬送されたエース右腕・林謙吾(3年)が順調に回復している。

 その後の検査では、脳に出血はなく、骨にも異常なしで打撲との診断を受けた。

 選抜大会では6勝を挙げた大黒柱は死球を与えた身延の投手を心配し「逆に目が覚めました。身延のピッチャーのためにも、最高のパフォーマンスを見せたいです」と活躍を誓った。

 ◇林 謙吾(はやし・けんご)2005年(平17)7月30日生まれ、東京都出身の17歳。舎人第一小1年時に野球を始める。駿台学園中では軟式野球部に所属し、1年時に夏の全国大会で4強。山梨学院では2年秋からベンチ入りし、昨秋の明治神宮大会から背番号1。50メートル走6秒6。遠投100メートル。1メートル78、81キロ。右投げ右打ち。

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