唐津南が10年ぶり夏1勝！好救援の1年生左腕の持丸「3年生の分まで投げきろうと思いました」

第105回全国高校野球佐賀大会2回戦   唐津南4―3小城 （ 2023年7月14日    みどりの森県営 ）

＜唐津南・小城＞好リリーフだった持丸
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　唐津南が2013年以来、10年ぶりの夏1勝をマークした。

　立役者は1年生サイド左腕の持丸仁哉だった。4点リードの8回に1点差まで詰め寄られた2死満塁のピンチでマウンドへ。相手の4番打者相手に「3年生の分まで投げきろうと思いました」と内角の直球で詰まらせて投ゴロでピンチを脱出。

　9回も三者凡退で喜びの輪に加わった。「次につなげられるようにまた頑張りたい」と持丸。次戦は優勝候補の佐賀北を撃破して勢いに乗る鳥栖工とのマッチアップだ。「バッティングは相手が上かも知れないですけど、自分たちができることを最後までやりきりたい」と頼もしかった。

　前田征宏監督は持丸について「性格的に動じない子。よく投げてくれた」と目を細めていた。