痛タタタ…広島・野村の322日ぶり白星消える 2番手・ターリーが7回に同点に追いつかれる

[ 2023年6月29日 20:33 ]

セ・リーグ   広島―DeNA ( 2023年6月29日    マツダ )

<広・D>4回2死、牧の三ゴロで好守備を見せた田中(左)にグラブをたたく野村 (撮影・奥 調)
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 広島・野村が今季初先発で6回無失点と好投した。

 DeNAの強力打線に対して、動じることなくマウンドで仁王立ち。雨脚が強まり、2回裏には一時試合中断となったが、野村はリズムを崩さなかった。

 持ち味の制球をいかし、的を絞らせず、2、3、4回と続けて3者凡退。6回まで74球とテンポよく投げ込み、散発3安打で、無四球、無失点で切り抜けた。

 野村はDeNA戦はチームトップの15勝を挙げるキラー。「新井監督の期待に応えたい」と今季初先発に意気込んでいたが、言葉通りの好投を見せ、6回終了時にはベンチで新井監督から肩を叩かれて笑顔で労われた。

 昨年8月11日のヤクルト戦以来、322日ぶり勝利投手の権利を持って降板したが、7回に2番手で上がったターリーが誤算だった。1死二、三塁のピンチを背負うと、宮崎に犠飛、大和に中前適時打を許して同点。野村の白星は消えてしまった。

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