楽天・石井監督 「やるべき事ができなくて失点した」サヨナラ負けでチームの連勝4でストップ 

[ 2023年6月14日 22:30 ]

交流戦   楽天3ー4広島 ( 2023年6月14日    マツダ )

<広・楽>7回無死一、二塁、田中将に代わり投入した安楽が野間に勝ち越し打を許し、肩を落とす石井監督(撮影・平嶋 理子)
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 楽天が敵地で広島にサヨナラ負けを喫し、チームの連勝が4連勝でストップした。

 先発・田中将は立ち上がりから再三のピンチをしのぎながら、6回8安打2失点の粘投で先発としての役目を果たした。打線も2回に岡島の2試合連発となる5号ソロで先制し、1点を追う4回には小郷と浅村の連打でつくったチャンスに相手失策が絡んで同点に追いついた。

 2―2の7回には2番手で登板した安楽が内野安打と自身の失策でいきなり無死一、二塁のピンチを招く。続く野間は初球から2球連続でバントに失敗して追い込んだものの、ヒッティングに切り替えた3球目の甘く入ったチェンジアップを左翼線に運ばれ、勝ち越しを許してしまった。

 1点を追う9回に浅村が起死回生の11号ソロを放って同点に追いつく意地をみせたが、最後は守護神・松井裕が1死二塁から野間に一塁ベースを直撃して大きく跳ねるアンラッキーなヒットを打たれて、これが決勝打となった。

 石井監督は「最後のところ(サヨナラ打)は、(打球が)跳ねるなとは言えないので。7回(の失点)は、2ストライクをとった後にバッテリーでストライクゾーンの中に投げてしまうことは防げた。やるべき事ができなくて失点してしまった」と振り返った。状況に応じた投球ができなかったことを指摘された安楽は「何もないです」と、言葉少なにバスへと乗り込んだ。

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