元日本ハム監督の植村義信氏が死去 エースナンバー「背番号18」の元祖

[ 2023年5月31日 19:32 ]

日本ハムコーチ時代の植村氏(左)
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 元日本ハム監督の植村義信氏が5月30日、多臓器不全のため千葉県船橋市内の病院で死去した。88歳。葬儀・告別式は後日、家族葬で行う。

 芦屋(兵庫)のエースとして1952年夏の甲子園大会で優勝し、翌53年に毎日(現ロッテ)に入団した。背番号18をつけ1年目から1軍で先発を経験すると、後にエースナンバーとして定着。背番号18の元祖としても知られる。56年に19勝5敗、勝率・792で勝率第1位に輝くなど通算74勝を挙げたが、故障の影響もあり61年に26歳で現役引退。引退後は毎日のコーチを皮切りに阪急(現オリックス)、ヤクルト、日本ハムで歴任。84年は日本ハムで監督に就任したが、シーズン途中で辞任した。その後も巨人、ロッテでコーチを務め、後進の育成に尽力した。

 日本ハムはヤクルト戦(エスコン)の試合前に同氏の経歴を紹介し、30秒間の黙とうを行った。

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