西武・松本が痛恨3ラン被弾で今季初黒星「甘い球を打たれてしまった」打線は加藤貴に完投許す

パ・リーグ   西武2―5日本ハム （ 2023年4月14日    エスコンフィールド ）

＜日・西＞力投する先発の松本（撮影・高橋　茂夫）
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　西武・先発の松本航投手（26）が6回5安打4失点で今季初黒星を喫した。

　3回2死から今川に中前打を許すと、清宮には初球を右前に運ばれ、一、三塁。4番野村への高めを狙った143キロ直球は内角真ん中に入り、左翼席に運ばれる3ランを被弾。

　「2アウトを取ってからだったので、もったいなかった。大胆に、という強いスタイルを求めているので、細かいコントロールは気にしないようにしている部分もありますが、3回は甘い球を打たれてしまいました」と勝負の一球を猛省した。

　打線は変則左腕・加藤貴の緩急に翻弄（ほんろう）され、完投を許してカード初戦を落とした。松井監督は「タイミングも、球持ちも非常にいい。変化球にしてもいいところから落としてたし、うまいことタイミング外していた。次は何とか対策を練って、先制点を取れるように」とリベンジを誓った。