西武・今井達也は「あと5人」で快挙逃すも完封2勝目「いつ打たれるのかの思っていた」

パ・リーグ   西武―ロッテ （ 2023年4月13日    県営大宮 ）

＜西・ロ（3）＞7回、ポランコを打ち取りガッツポーズする今井　（撮影・白鳥　佳樹）
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　西武・今井達也投手（24）が完封勝利をリーグ1番乗りで飾り、今季2勝目を挙げた。

　「いつもより歓声が大きい。（捕手の）柘植さんを信じて投げた」

　8回1死までノーヒットノーランのペースで好投を続けたが、この日98球目に投じた151キロ直球を安田に左前へ運ばれた。

　今井は「いつ打たれるのかなと思って投げていた」と涼しい顔で言った。

　打線は3回に外崎の中前打と敵失で2点を奪い、守っては3併殺と今井を援護した。

　今井は9回もマウンドに上がり、ピンチは招いたがしっかり勝ちきった。

　今井の完封は21年9月11日のオリックス戦以来、2年ぶり3度目。

　西武が県営大宮球場で勝つのは2018年8月の楽天戦以来、5年ぶり。大宮での完封は2016年5月26日楽天戦の高橋光成以来2人目となった。