DeNAから学んだ課題　BC神奈川・関野柊人が3回5Kも…　川村丈夫監督「ありがたい経験」

DeNA2軍戦に敗れたBC神奈川・川村監督（左）（撮影・柳内　遼平）
Photo By スポニチ

　独立リーグ・ルートインBCリーグに所属する神奈川はDeNA2軍に1―13で敗れた。初回から4回まで毎回失点するなど投手陣が崩れた。

　古巣との対決に川村丈夫監督は「ベイスターズさんは最後まで手を緩めずにきてもらった。選手は非常にありがたい経験をできたと思います。“これだけ差があるんだ”と身をもって分かってくれたと思う。4月にこういう試合ができて僕たちはラッキーだなと。でもこれだけやられてしまうと、やっぱり悔しいですよね」と語った。

　5番手で登板した最速148キロ右腕・関野柊人投手（22・東京国際大）は3回を7安打4失点。救援した5回は無失点に封じたが、続く6、7回に崩れ「初回は良い入りだったんですけど…その後が反省点だらけです」と振り返った。

　自己最速まで1キロに迫る147キロを計測した直球を軸に5三振を奪った。だが、2ストライクに追い込んだ後に変化球で決めきれず、痛打を許した。課題は明確。「スライダーとチェンジアップの時に腕の振りが緩んでしまった。空振りを確実に取れるように変化球を磨いていきたい」とレベルアップを誓い、「自分の目標であるNPB入りに近づけるように頑張りたいと思います」と言葉に力を込めた。（柳内　遼平）