赤星憲広氏 巨人・坂本から感じる復調気配 7回の安打は「一つきっかけになるような打席だった」

[ 2023年4月13日 22:33 ]

セ・リーグ   巨人1-4阪神 ( 2023年4月13日    東京D )

赤星憲広氏
Photo By スポニチ

 元阪神で、スポーツニッポン評論家でもある赤星憲広氏(46)が、13日に行われた巨人―阪神戦の日本テレビ系列の中継番組で解説し、巨人・坂本勇人内野手(34)の復調ぶりについて言及した。

 坂本はこの日、5試合ぶりにスタメン落ちしたが、1-4の7回、先頭で代打で出場した。阪神・岩貞の初球直球をファウル。ここで赤星氏は「僕は間違いなく、良くなってきていると思う。凡打の内容が変わってきているというか、真っ直ぐに差し込まれるケースが多かったですが、今のも真っ直ぐに初球からいけている」と解説。「あとは昨日の最後の打席。湯浅投手と対戦してフォークをサードゴロにしたところ。あれもちょっと前までだったら、間違いなく空振りしていると思います。結果はサードゴロでしたが、あれは僕としては、上がりつつあると思う」と分析した。

 すると坂本はフルカウントからの6球目。内角直球を見事に中前に運んだ。詰まりながらも運んだ一打に「良いバッティングですよ」とうなった赤星氏は「追い込まれて、インコースを詰まりながらセンターに持っていけたのは、これまた一つきっかけになるような打席だったのではないかなと。あれを引っ張りにいって、バットの先っぽとかに当たっていると、そんなに次に期待できないが、多分、ちょっとずつでも上がっていきそうな雰囲気があります」と話し、坂本の復調気配を感じていた。

続きを表示

この記事のフォト

2023年4月13日のニュース