元西武監督の辻発彦氏　広岡氏、森氏、野村氏らともに戦った名将で「一番ぴりっとしたのは」

広島キャンプを訪れる辻発彦氏
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　元西武監督の辻発彦氏（64）が13日更新のYouTube番組「プロ野球OBクラブチャンネル」に出演。辻氏がともに戦った名将を振り返った。

　辻氏は西武時代に広岡氏、森氏、東尾氏、ヤクルト時代に野村氏、若松氏、中日コーチ時代には落合氏の下でプレー、指導した。

　「名将ばかりで勉強させてもらった」と話したが、「一番ぴりっとしたのは広岡さんでしょうね。背筋がピーンと張るような」と西武入団時の監督だった広岡達朗氏は特別な存在だったという。

　「ストイックで野球に厳しい方」という広岡氏には「けちょんけちょんに言われました」。あげくには辻氏を担当していた「スカウトの方もけちょんけちょんに言われたらしいです」と明かした。

　何ひとつ認めてもらえなかった辻氏だが「でも、そんな選手に対して練習が終わった後、直々にノックしてくれる。何か期待してくれているのかなとプラスに考えるようになった」と奮起する要素となった。

　その経験もあり、西武監督時代は選手とコミュニケーションを取るように努めていたが「時代が違う」と、広岡氏のように厳しい言葉はかけなかった。