西武・育成ドラ3“レオの三浦大輝”ハマの三浦大輔ばり2段モーションで支配下ヨ・ロ・シ・ク!

[ 2023年1月18日 05:30 ]

2段モーションでブルペン投球する三浦(撮影・尾崎 有希)
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 「レオの番長」になる。西武の育成ドラフト3位・三浦(中京大)は名前が大輝で、DeNA・三浦大輔監督と一字違い。投球フォームは「ハマの番長」の代名詞だった2段モーションだ。

 「偉大な先輩。YouTubeをあさって見ました」と参考にしてきた。埼玉県所沢市の球団施設で行われた新人合同自主トレ。育成から「成り上がる」ため、チームの新人一番乗りでブルペン入りした。立った捕手に計27球。最速151キロを誇る直球を投げ込む。

 「タイミングが取りづらいと思う」という理由で、中京大4年の夏に2段モーションを取り入れた。軸足により体重が乗り、直球の威力が増した。回転数はプロでもトップ級の2800。愛知大学野球春季リーグで2・45だった防御率を秋季は1・74に改善した。昨年は育成出身の水上が新人王を獲得。同右腕は入団年の21年5月に支配下登録を勝ち取った。「水上さんが憧れの選手。できれば水上さんよりも早く(支配下に)」。育成入団も上等だ。三浦をヨ・ロ・シ・ク。(神田 佑)

 ◇三浦 大輝(みうら・だいき)2000年(平12)4月7日生まれ、愛知県出身の22歳。小1から野球を始め、時習館2年時に捕手から投手に転向。甲子園出場はなし。中京大では3年秋に最優秀防御率とベストナインを受賞。1メートル80、88キロ。右投げ左打ち。

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