阪神ドラ6・富田「礼儀を一番気をつけている」 私生活も野球もアピールポイントは“きっちりさ”

[ 2023年1月7日 05:15 ]

虎風荘に到着する阪神ドラフト6位・富田蓮(球団提供)
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 阪神ドラフト6位の左腕・富田(三菱自動車岡崎)は社会人出身らしく、「礼儀を一番気をつけている。ご飯をごちそうになったときは、次の日にお礼を言うことを心がけている」とモットーを掲げた。

 言動も地に足が着いていた。社会人時代のユニホームを持参して入寮。「3年間で学んだことをもう一回、一から考え直す。そういう気持ちで持ってきた」。理由からも自制心の強さが伝わる。

 きっちりしているのは野球も同じ。最速147キロ以上に速さを感じさせるスピンが利いた直球は、制球にも自信を持つ。近日中に始まる新人合同自主トレのアピールポイントに「キャッチボールで相手の胸に行く確率が高いのを見てほしい」と正確さを挙げた。

 小学校の友人の親からプレゼントされたピンク色のネクタイを締めて虎風荘の門をくぐったのも、律義な性格の表れ。「蓮」の名前を持つサウスポー。礼に始まり、“蓮”に終わる――。そんな野球道で、ローテ投手へかけ上がる。

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2023年1月7日のニュース