MLB公式サイトが大谷のトレードはないと予測 理由はエンゼルスが優勝争いに留まるため

[ 2023年1月2日 10:05 ]

エンゼルスの大谷翔平
Photo By スポニチ

 MLB公式サイトのアンソニー・カストロビンス記者が元日(日本時間2日)に当たって23年のMLBを大胆予測。その中で、エンゼルスの大谷翔平投手(28)のトレードはないと見通した。ポイントはトレードデッドラインの時点でエンゼルスが優勝争いに踏みとどまれているかどうかで、とどまっていると見るからだ。

 このオフ、エンゼルスはあっと驚くような大物は獲得できなかったが、売却中のチームであるにもかかわらず、関係者の予測を上回る補強に成功。ペリー・ミナシアンGM(42)はチーム力を高め、チーム内で競争が生まれる状態にした。能力の高い選手たちが、大谷、マイク・トラウト外野手(31)のわきを固める。

 大谷が引っ張るローテーションはタイラー・アンダーソン(33)の獲得で強化されたし、打線もハンター・レンフロー(30)、ブランドン・ドゥルーリー(30)の加入で、層が厚くなりパワーを増した。捕手の若手有望株、ローガン・オハピー(22)も戦力アップの方程式に加えることができる。エンゼルスは確実にプレーオフに出られるチームではないが、7月末に姿を消すチームでもない。ポストシーズンのチャンスがあれば、大谷はエンゼルスに残って最後まで戦い続けるのである。

続きを表示

2023年1月2日のニュース