「お前ふざけるな！」西武・山川のプロ野球人生を激変させたベンチ裏の“金言”とは

17年8月2日、３打席連続本塁打となる左越えソロを放つ山川
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　プロ野球・西武ライオンズの山川穂高内野手（30）が、「とんねるず」の石橋貴明（61）がパーソナリティーを務める20日放送のTBSラジオ「Paravi　presents　石橋貴明のGATE7」（日曜後8・00）にゲスト出演した。

　今季本塁打と打点の2冠に輝いた山川だが、初めて規定打席に到達したのは5年目だった。ホームラン打者として開花したきっかけははっきり覚えているという。「2017年8月1日のスタメンの試合で無死二塁、2点リードの場面でなぜか右打ちしようと思って。でも初球をショートゴロ打っちゃったんですよ。その後ベンチの裏で渡辺直人さん（現楽天コーチ）に“お前ふざけるな。お前が狙うのは右中間への本塁打だろ。二度と当てに行くな”と。そして翌日、全部思いっきり振ったら3打席連続ホームラン打ったんです」と振り返った。続けて「そこからフルスイングしまくってたら8月と9月に月間MVP獲っちゃったんですよ。翌年も続けたらホームラン王獲ってました」と明かした。

　山川が「悩んでいる人には長所を生かせるようにしなさいって伝えてるようにしてます」と話すと、石橋は「これでドーンと、人間イッキに変わっちゃうんですね」と驚いていた。