巨人惨敗!4年ぶり借金3 今月3度目&今季9度目の2桁失点 ナイターの結果しだいで4年ぶり5位転落

[ 2022年7月16日 17:23 ]

セ・リーグ   巨人4―11広島 ( 2022年7月16日    東京D )

<巨・広>3回、満塁本塁打を放った長野(左手前)をベンチから見つめる原監督(撮影・河野 光希)
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 巨人は投手陣が4回までに11点を失うなど今月3度目&今季9度目の2桁失点で広島に完敗。今季4度目の4連敗を喫して3カード連続負け越しとなり、4年ぶりの借金3となった。これで広島に抜かれ、2位陥落は確定。この後にナイターで行われる他会場の結果しだいでは2018年7月6日以来4年ぶりの5位に転落する。

 あっという間に広島打線の猛攻に飲み込まれた。来日初勝利を目指して中6日で先発したアンドリースが2回、長野に今季1号となる左越えソロを許して先制されると、0―1で迎えた3回には先頭の相手先発右腕・森下から5連打され、この回1死も取れずに0―4の時点で降板に追い込まれた。

 なおも続いた無死二、三塁の場面で登板した2番手左腕・戸根は坂倉に死球を与えると、続く長野に2打席連発となる2号満塁弾をバックスクリーン右へ叩き込まれて0―8に。広島は攻撃の手を緩めず、結局、この回打者13人で8打数連続を含む9安打で9得点の猛攻となった。戸根は4回にもマクブルームに12号ソロを被弾。先発アンドリースが2回0/3を6失点、2番手の戸根が2回5失点という厳しい結果となった。

 それでもデビュー戦となった3番手右腕・井上が5回以降を3回1安打無失点と好投。6回まで相手先発右腕・森下に3安打無得点に抑えられていた打線も7回に丸の11試合ぶり18号ソロなど打者10人で5安打を集中して一挙4得点と反撃したが、序盤の大量失点が最後まで響いた。

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