センバツ4強浦和学院が昨秋関東覇者・明秀学園日立に打ち勝つ 2番・伊丹が3安打5打点

[ 2022年5月24日 13:52 ]

高校野球春季関東大会・準々決勝   浦和学院9―7明秀学園日立 ( 2022年5月24日    栃木県総合運動公園 )

<浦和学院―明秀学園日立>3安打5打点と爆発し、5年ぶりの4強進出に貢献した浦和学院・伊丹
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 センバツ出場校同士の1戦は両軍22安打が飛び交う乱打戦の末、浦和学院が明秀学園日立を下した。

 大会5年ぶり4強の立役者は2番・伊丹一博(3年)だ。2回2死満塁から左前2点打を放つと、6回1死満塁でも中越え三塁打と計5打点の大暴れ。5回5失点で降板した左腕エース宮城誇南(3年)の不調をバットでカバーした。

 「後ろにいい打者がいるので犠牲フライでもいいと、つなげる気持ちで入れました。明秀に打撃戦で勝てたことがうれしい。組み合わせが決まった時から、明秀に勝つことを目標にしていた」と昨季関東大会覇者撃破に喜びを隠せなかった。

 昨秋の埼玉県大会は4番、同関東大会は7番、そしてセンバツ以降は2番を任されている。伊丹は「バントもあるし、2番の方が面白い」と話しつつ「次の夏には4番を打たせてもらえるように頑張ります」と力を込めた。

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2022年5月24日のニュース