ヤクルト・奥川　大乱調　2回途中で6失点　今季初実戦で内山壮と「星稜バッテリー」実現も…

練習試合　ヤクルト6－8ロッテ （ 2022年2月20日    浦添 ）

＜ヤ・ロ＞初回、1死一、三塁から安田の右犠飛で高部の生還許した奥川（撮影・長久保　豊）
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　ヤクルト・奥川は今季初実戦で強風に苦しみ、1回0/3を3安打3四死球6失点の乱調だった。

　結果は出なかったが、テーマを持ってマウンドに上がった。星稜の1学年後輩の内山壮とバッテリーを組み「内角」を意識。40球中22球が内角だった。「内角を続けて、狙われている中でもファウルが取れていた」と内山壮。だが持ち前の制球力が影を潜め、初回先頭から3連続四死球。佐藤都には中堅へ3ランを運ばれた。2回先頭の茶谷に右前打。2回を予定していたが、40球に達して降板した。

　奥川の取材対応はなかったが、高津監督は「直球の走り、質は良かった」と最速149キロだった直球を評価。「今年は最初からローテーションに入って投げさせるから、しっかり調整してほしい」と次戦に期待した。　（青森　正宣）