先発候補の藤浪に「今年はかなりやるんじゃないかな。そういうブルペンをしている」　阪神・矢野監督語録

＜阪神春季キャンプ＞熊谷のノックを見守った矢野監督（撮影・平嶋　理子）　　
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　【17日の阪神・矢野監督語録】　

　▼岩崎とアルカンタラがブルペン入り　（岩崎）優は本人に任せている。一歩一歩進んで行ってくれている感じはある。今はいろいろ試して、様子を見ながらという段階だと思う。シーズンに間に合わせてくれたらいい。オレが今、何かを評価するような段階ではない。アルカンタラは去年、日本でキャンプをしていないけど今年は違う。今年はフル回転でやってくれると思う。（起用法は）これから考えていく。

　▼第4クールでMVP？　桐敷は、監督という立場で言うと使い勝手がいい。先発でも中継ぎでも、右打者にも左打者にも抑える術を持ったピッチャーだと感じている。ルーキーだけど、何年かやっている感じがある。先発候補でいえば、皆さんがよく期待してくれている（藤浪）晋太郎。今年はかなりやるんじゃないかな。そういうブルペンをしている。

　▼気になる開幕投手　もちろん開幕投手は特別。投げる投手も普段とは違う気持ちで登板すると思う。その一方で、2番目に投げる投手も、3番目に投げる投手も大事だから。開幕投手は記事にもなるし、名誉なことだけど、監督の立場になると、全体を見てしまう。全体が1年間、どう力を出せるのかなってところを考えながらの判断をしていく。