日本ハム“木田画伯” 新米2軍監督助ける同学年コンビ

[ 2022年2月18日 06:10 ]

国際グループ兼広報の榎下陽大氏と植村祐介ブルペン捕手を描いた木田画伯
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 日本ハムの木田優夫2軍監督(53)による今回の「木田画伯の球界絵日記」は、前回に続いて新米2軍監督を助けてくれるチームスタッフについて。国際グループ兼広報の榎下陽大氏(33)と植村祐介ブルペン捕手(33)の同級生コンビにも助けられています。この日もDeNAとの今キャンプ2軍初の対外試合は雨天中止となりましたが、スタッフのサポートで練習はしっかり行えました。

 昨日は1軍の練習が休みで、ファームが名護の球場でベイスターズと練習試合をする予定だったのですが、雨天中止になってしまいました。

 今、ファームにいる選手も1軍の練習試合に呼ばれ、ほとんどの選手が実戦参加してますが、ファームとしては今季初めての対外試合。リハビリから戻って来た選手も出場する予定だったので残念でした。

 試合が中止になると練習メニューを変更したり、室内練習場に移動したり、何かとバタバタします。そんな時もコーチやスタッフに助けられています。前回、僕を助けてくれている同級生コンビ、多田野2軍投手コーチと星野2軍マネージャーを紹介しましたが、もう1組助けてくれている同級生コンビがいます。普段は千葉・鎌ケ谷の2軍施設で国際業務と広報を兼任し、沖縄・国頭キャンプもファームに帯同している榎下陽大氏と植村祐介ブルペン捕手です。

 11年に九産大からファイターズに入団した榎下氏は引退後、大リーグのテキサス・レンジャーズに数年派遣。去年は鎌ケ谷で本業のほか打撃投手もしてもらうなど助けられました。植村ブルペン捕手は出身は大阪ですが、高校は北照に進学。卒業後の07年にファイターズに入団しました。現役時代は投手として活躍しましたが、引退後はキャッチングの良さを生かしてブルペン捕手として貢献してくれています。

 2人とも僕は現役時代に一緒にプレーしていますが、人間的にも信頼出来る男たちなので、今年も頼りにしています。(日本ハム2軍監督)

 ≪榎下氏と植村ブルペン捕手は「ハンカチ世代」≫榎下氏と植村ブルペン捕手は同じ88年生まれの33歳。昨季限りで現役引退した斎藤佑樹氏(33)と同じ年のいわゆる「ハンカチ世代」だ。榎下氏は鹿児島工3年時の夏の甲子園準決勝で「ハンカチ王子」斎藤氏の早実に敗戦。斎藤氏とは高校日本代表でも一緒にプレーしている。植村ブルペン捕手は北照時代、もう一人の世代の代表格「マー君」こと駒大苫小牧・田中(現楽天)と道内でしのぎを削っている。

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