エンゼルス元職員が有罪 急逝スカッグス氏に薬物提供 禁錮最低20年か

[ 2022年2月18日 12:16 ]

19年7月に27歳で急死したエンゼルスのスカッグス投手(AP)
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 19年に27歳で急逝したエンゼルスのタイラー・スカッグス投手を巡り、薬物提供元として訴追されていた同球団の元職員エリク・ケイ氏に有罪評決が下された。17日(日本時間18日)、AP通信が報じた。最低20年の禁錮が科せられる見込みで、量刑は6月28日(同29日)に言い渡される。

 スカッグス氏はケイ氏から提供された医療用麻薬とアルコールを摂取後、遠征先のホテルで吐しゃ物により窒息死した。裁判では複数のエ軍の元選手が、ケイ氏から医療用麻薬の提供を受けていたと証言した。

 エ軍のジョン・カルピーノ球団社長は声明を発表し「我々はこの悲劇を取り巻く壊滅的な心を痛め、特にスカッグス家を思い、悲しんでいる。選手たちの証言はつらいものだった。禁止薬物使用や依存症に隠されていることが多すぎることを思い出させてくれた。タイラー(スカッグス)の死を知った瞬間から、我々の焦点はこの悲劇につながった状況を完全に理解することだった。大リーグ機構(MLB)と選手会が薬物規制の取り組みをさらに進めることに感謝したい」などとつづった。

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2022年2月18日のニュース