大黒柱の役割が期待される巨人4年目左腕・高橋優貴 開幕に向け調整順調

[ 2022年2月13日 07:45 ]

<巨人宮崎キャンプ>ブルペンで投球練習する高橋
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 巨人の4年目左腕・高橋優貴投手(24)が、順調な調整を進めている。昨年はチームトップの11勝を挙げ、今季は先発ローテーション投手として大黒柱の役割が期待される。

 2月1日から始まった宮崎キャンプでは、初日からブルペン入り。打ち上げ日となった12日には打者相手に54球を投げ、安打性の当たりを8本に抑えた。その後にブルペンで78球を投じ「スタミナ面、コントロール面というのを課題に挙げてやってきたので、球数もある程度投げられましたし、まだまだ突き詰めるところは多いですけど、自分のやりたいことはできたのかなと思います」と振り返った。

 桑田投手チーフコーチは開幕投手について、4人に絞ったと発言。菅野が大本命に挙がる中、山口、戸郷とともに、土俵に上がっていると予想される。「その4人の中に入れているか入れてないかは分かりませんけど、ただまずは僕は競争の立場だと思っているので、やっぱり開幕1軍にまずは入ることが今の現段階の目標だと思うので、それに向けてまずはやっていければなと思います」。謙虚だが、今後の投球次第では、大役を担う可能性は残されている。

 14日からの沖縄キャンプは実戦中心の日程となる。「打者の反応を見たり、やっぱりブルペンとまた違うものも出てくると思うので、まずは対打者に対してどれだけ勝負できるかだと思うので、ストライクゾーンの中で勝負できればなと思います」とテーマを掲げた左腕が、開幕までどんな投球を見せるか注目したい。(記者コラム・川島 毅洋)

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2022年2月13日のニュース