オリックス・由伸が「平成の怪物」松坂を質問攻め、「自分を持っている子」と賛辞も受けた

[ 2022年2月4日 05:30 ]

オリックスキャンプを訪れ、山本由伸(左)にリーグVと五輪金メダルを祝福する松坂大輔氏(撮影・井垣 忠夫)
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 「松坂イズム」を継承する。オリックス・山本が、キャンプ地を訪れたスポニチ本紙評論家の松坂大輔氏と実質的に初対面。「平成の怪物」を質問攻めにし、貪欲にエキスを吸収した。

 「球場で一緒になることはあったけど、ちゃんと、あいさつするのは初めてだった気がします。いろいろ質問させてもらいました。聞きたいことがあった。キャンプの過ごし方や調整方法、ケガのこととかいろいろです」

 さらなる上昇曲線を描く。松坂氏は西武入団1年目に16勝を挙げ最多勝。レッドソックス1年目に15勝を挙げワールドシリーズ制覇に貢献。WBCでは第1、2回大会で連続MVPとなり、連覇を飾った。日本のエースとして球界をけん引した「平成の怪物」の助言は、間違いなくプラスになるはずだ。

 その松坂氏からは「オフが短く、体調面を気にしていましたが“今のところ大丈夫です”と言っていて安心しました。調整ペースも考えていて、しっかり見えている、自分を持っている子だと思います」と賛辞も受けた。

 「(松坂氏の印象は)大投手。勉強になることは、いっぱい、ありました。あまり話せる機会がある方ではないので、よかったです」と山本。前日2日には侍ジャパン・栗山監督から「一緒に世界一になりましょう」とラブコールを受けた。山本が、日本のエースも受け継ぐ存在になる。(湯澤 涼)

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2022年2月4日のニュース