【キャンプ虎番ルポ】若手の手本になる原口の意欲 足でネタを稼げ、と新米記者も身に染みる

[ 2022年2月4日 05:30 ]

阪神・2軍安芸キャンプ

<阪神2軍キャンプ>内野守備練習で田中2軍内野守備走塁コーチ(右)、山本(左)におさえてもらいながら、腰を落とす原口(撮影・坂田 高浩)
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 高知・安芸キャンプ第1クールは最高気温10度。温暖な沖縄・宜野座とは対象的な厳しい寒さの中、今季から“新天地”に挑む熱血漢がいる。原口だ。

 シートノックが始まってもホームベース付近に原口の姿はない。受付で配られたメンバー表では内野手の欄に名前がある。三塁から始まり、何度も内外野を往来…練習メニューが変わる度にポジションが変わっていく。陽川と並んで今キャンプの野手最年長ながら、誰よりも必死に白球を追う。その姿勢を工藤外野守備走塁コーチは「すごく意欲的で見本になる選手。若い選手にも見習ってほしい部分が多い」と言った。

 プロ13年目、新境地開拓を図る背番号94。そんな同学年に負けじと、昨年10月に異動となった新米記者も足でネタを稼ぐ所存だ。(阪神担当・石崎 祥平)

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2022年2月4日のニュース