ソフトB・リチャードがコロナ感染から復帰 狙うは西武・山川超え本塁打数「マウント取りに行きます」

[ 2022年2月4日 05:30 ]

打撃練習するリチャード
Photo By 共同

 新型コロナウイルスに感染していた、ソフトバンクのリチャード内野手(22)が3日、福岡県筑後市のファーム施設で行われているC組キャンプに合流した。

 1月には西武・山川らと沖縄で合同自主トレを実施。1軍デビューを果たした昨季は34試合に出場して7本塁打したが、「それより凄いペースじゃないとホームラン王は獲れない!」と18、19年の本塁打王からハッパをかけられたという。山川40発、リチャード20発で計“60どすこい”を約束したが、実はひそかに師匠超えを狙っている。「マウント取りにいきます」と山川の本塁打数を上回る意気込みだ。

 昨秋、藤本監督から体重上限118キロを言い渡されていたが「きっちりクリアしたので心配無用です」と得意顔だった。公称117キロだが、藤本監督によると114キロで約束をクリア。コロナの隔離期間中は体幹トレーニングなどを行い、きっちりと仕上げた。

 この日は別メニュー調整だったが、キャッチボールやマシン打撃などで軽快な動きを披露した。「今すぐにでも(宮崎に)行きたいけど、焦らないように」。鷹のロマン砲は足元を見つめながら、勝負の5年目に臨む。(福井 亮太)

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2022年2月4日のニュース