阪神ドラ7・中川が証言 ドラ1森木はハンパねぇ!! 「球の格が違う」「下半身が馬みたい。エグい」

[ 2022年1月8日 05:30 ]

キャッチボールをする森木(撮影・平嶋 理子)
Photo By スポニチ

 入寮から一夜明け、鳴尾浜球場で初始動した阪神ドラフト1位・森木(高知)が早速チームメートを驚かせた。試運転ながら早くも大器の片りんを披露。初のキャッチボールでは相手役を務めた同7位の中川が思わず目を丸めた。

 「格が違う。球が下から“グーッ”と上がってくる感じです」
 一球一球、感触を確かめながら約30メートルの距離で10分ほどの投球で同期をうならせた。それでも本人は平然とした表情。「まだまだ全然、いい状態ではない。修正していきながらキャンプを迎えたい」。初めて球を受けた女房役はドラ1右腕の投球動画を見て予習もしていた。しかし練習後には「全然映像とは違って、すごかった」と想像以上だったことを明かした。

 威力ある球質が物語るように実は体重アップにも成功していた。昨年12月の入団発表時の体重は90キロ。しかし年末年始の期間で約3キロも増量した。現在の93~94キロを維持して春季キャンプに臨むことを決意。「(食事を)多めにとるようにしています」。今後も食事に気を配りながら、寮生活を送っていく構えだ。

 「スタミナ面もそうですけど下半身強化も大事だと思っているので、体幹とか鍛えて、強くしていきたい」

 近日中にスタートする新人合同自主トレでは完璧なボディーをつくり上げ、さらなる進化を目指す。 (長谷川 凡記)

 〇…中川が森木に驚かされたのは、投球を受けたボールのすごさだけではなかった。入寮初日の前日6日夜に森木、前川と高卒入団3選手で風呂に入ったことを明かし、「2人とも体が大きすぎてビックリしました。下半身がすごくて。馬みたいと。エグいなと言っても、そんなに…とか言われて。2人の裸を見て、自分の体が子どもみたいで情けないなと感じました」と頭をかいた。中川自身も昨年12月の入団発表時から体重は3キロも増量。「(72キロから)75キロまで増やしたんですけど、まだまだ追いつかないです」と2人を今はデッカく感じた様子だった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年1月8日のニュース