広島・黒原 “出世部屋”から飛躍 森下&栗林に続け!球団3年連続新人王へ「意識し過ぎず、自分らしく」

[ 2022年1月8日 05:30 ]

大野寮に入寮し、104号室に入る黒原拓未
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 広島ドラフト1位の左腕・黒原(関学大)が7日、育成を含む新人10選手とともに広島県廿日市市の大野寮に入った。エースの大瀬良や新人王に輝いた森下、栗林らが過ごした“出世部屋”の104号室を割り当てられ、決意を新たにした。

 「そういう部屋に入らせてもらえるのはうれしい。1軍で活躍できるように、ここでは練習に励み、しっかりアピールしたい」

 持参したのはポール・スミスのネクタイ。「土台をつくっていただいた」。中学時代の中岡研二野球部監督から入団祝いに贈られたもので、今春キャンプで初めて着用する予定。「先生をはじめ、応援してくれる人の声に応えられるように」と言葉に力を込める。

 8日から新人の合同自主トレがスタート。2月には1軍始動が内定するキャンプインが待つ。「開幕を1軍で迎え、シーズンをしっかり戦い抜くのが第一目標」。同部屋の先輩2人は2年連続で新人王となった。

 「新人王を獲れたらいい。意識し過ぎず、自分らしくやっていけたら」。即戦力左腕は地に足がついている。

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