つば九郎「きづいたら、なみだが」　FA宣言も残留決意から一夜明け「やっぱ、やきゅうさいこう」

ヤクルトの球団マスコット「つば九郎」
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　20年ぶり日本一に輝いたヤクルトからまさかのフリーエージェント（FA）を宣言するも残留を決めた超人気マスコット「つば九郎」が8日、自身のブログを更新。残留発表から一夜明けたこの日、ふと気づいたら落涙していたことを明かした。

　「ないた。」のタイトルでブログを更新。「なにげなく、てれびつけた。きづいたら、なみだが」と書き出すと「これ、なんどみてもなける。さいこうな、おさむらいさんたち。おもいだす。やっぱ、やきゅうさいこう。みんなえみふる」とつづった。

　つば九郎がテレビで見たのは、この日NHK総合で放送された「侍たちの栄光～野球日本代表　金メダルへの8か月～」（後4・15）のこと。同番組は昨夏の東京五輪で金メダルを獲得した野球日本代表「侍ジャパン」に密着したドキュメンタリーで、昨年12月4日にNHK　BS1で放送され、心身ともギリギリの戦いに挑む首脳陣、選手たちの様子に感動すると大きな反響を呼んだ。この日は「永久保存版！」と銘打ち、地上波で待望の初放送。初視聴ではないつば九郎も涙を流すほど、再び感動したようだった。