日本ハム古川が入団会見「一度プロ野球選手として死んだ身…生き返らせてくれたことに感謝」年俸550万

[ 2021年12月14日 15:49 ]

<日本ハム・古川 入団会見>日本ハム・稲葉GM(右)とグータッチする古川(撮影・村上 大輔)
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 日本ハムと育成選手契約を結んだ古川侑利投手(26)が14日、千葉県鎌ケ谷市の同2軍施設で入団会見に臨んだ。年俸は550万円、背番号は「116」に決まった。(金額は推定)

 古川は今オフ巨人を戦力外となり、8日の12球団合同トラウアウトに参加。参加22選手中、最速タイの149キロを計測したことで視察した新庄剛志監督(49)、稲葉篤紀GM(49)に認められ、翌9日に球団側から打診があり「よろしくお願いします」と返答したという。

 「1度プロ野球選手として死んだ身なのに、もう一度生き返らせてくれたことに感謝しかない。1日でも早く日本ハムファンの前でボクの投球を見せたい」と抱負を明かした。

 メットライフドームでビッグボスの姿を見かけた時は「(球場の)階段を降りてくる時、すごいオーラがあった」と明かすと「どうやったらあんな(筋肉)バキバキになるか聞いてみたい」といたずらっぽく笑った。

 会見に同席した稲葉GMは「ビッグボスといろいろ話をした中で、149キロの直球は速さだけでなく質が素晴らしい。変化球もしっかり投げていたし、まだまだ伸びしろがありそう。ぜひ支配下選手となって、札幌ドームで投げていただきたい。監督ともども非常に期待しています」と熱視線を送った。

 また新庄監督は自身のインスタグラムストーリーズ機能を利用し、13日付のスポニチ1面写真とともに「もう一度夢を」とメッセージ入りで歓迎。監督就任後、初の国内補強となった右腕にエールを送った。

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