阪神ドラ3桐敷 虎の工藤公康になる!憧れ左腕の背番号47に決まり歓喜「他の背番号より思い入れがある」

[ 2021年12月14日 05:30 ]

<阪神新入団選手発表会見>ポーズを決めるドラフト3位・桐敷 (撮影・平嶋 理子)
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 日本球界では左腕のエースナンバーの一つといえる「47」を背負うことになった阪神ドラフト3位・桐敷(新潟医療福祉大)は、幼少時代からの憧れである名左腕のような、息の長い活躍を誓った。

 「自分が憧れていた(前ソフトバンク監督の)工藤公康選手の47番でもありますし、大学時代に最初に付けていたのも47番。他の背番号よりも思い入れがあるので本当にうれしい。プロ野球選手で、結果が良くてもケガで全てを無駄にして、また一からになる人が多くいると思うので、結果もですけどまずはケガをしないこと。そこを頑張っていきます」

 工藤がプロ野球タイ記録の実働29年の現役生活を終えたのが、10年。99年生まれの桐敷はまだ小学生だったが、同じ左投げのしなやかなピッチングに目がくぎ付けになった。

 「一番参考にしたのは投球フォームで、全身を大きく使って投げているところ」

 最速150キロの「力のあるまっすぐ」が武器の剛腕。通算224勝の大先輩も参考にして自身を磨き上げ、大学入学後に急成長を遂げた。そして、まだ伸びしろもたっぷり。10月16日の関甲新学生リーグ・平成国際大戦ではリーグ初の完全試合を達成した。“猛虎の工藤”を夢見る22歳は「プロでたくさん賞を獲れるような選手になりたい」と目を輝かせた。(山添 晴治)

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2021年12月14日のニュース