えっ、スタメン公募!?日本ハム・新庄新監督“らしさ”全開の仰天プラン披露

[ 2021年10月31日 05:30 ]

スタメンをファンから公募するプランを披露した新庄新監督のツイート(本人ツイッターから)※画像は一部加工

 えっ、スタメン公募!?日本ハムの新監督就任が決まった新庄剛志氏(49)が30日、自身のツイッターで、ファンから先発メンバーを募集するプランを披露した。現役時代から数々の仰天パフォーマンスでファンにアピールしてきた新指揮官。就任発表から一夜明け、早くも「改革第1弾」として、ファンを喜ばせる企画を発表した。

 就任が発表されたのが29日の午後2時。24時間もたっていない、この日の午後0時30分に、新庄新監督が早くも「始動」した。ツイッターでの、スタメン公募プランの披露だ。

 「たまにファンが選ぶスタメン試合を検討しています その時はよろしくお願いします」

 公式戦かオープン戦かは言及していないが、10時間後に9万件を超える「いいね」がクリックされるなど、ファンは歓喜。「1番センター新庄」「ピッチャー新庄」など、選手との兼任を熱望する投稿もあった。

 現役時代は数多くのパフォーマンスをはじめ、独自のスタイルで球界の常識を打ち破った。引退後の11年に放送されたテレビ番組では監督論として、(1)メールで出場を直訴した選手を積極的に起用する、(2)10日間試合をして打率のいい順番に1番から使う、などの私案を披露した。今季、日本ハムは143試合を125通りのオーダーで戦い、最も多い打順で4試合。さらなる「日替わり」が展開されるかもしれない。

 もちろん、目立つだけで勝たなければ意味がない。日本ハム時代は04、05年に5度の「かぶりもの」パフォーマンス、06年には球団を挙げてのパフォーマンスショーを3度行い、計8戦で6勝1敗1分けの高勝率。ファンを盛り上げながら、勝負にもこだわる。

 自身のインスタグラムには、阪神時代に自身を高く評価してくれた故・野村克也氏の持論である「外野手出身監督に名監督なし」と書かれた画像を投稿。外野手は一球一球プレーを考えず、試合の当事者になりづらい、との考えからの言葉だ。それに対し、ニヤリと笑う絵文字を添え「ほぉ~ 実に面白い」とメッセージを書き込んだ。天国の恩師を驚かせようと燃えている。

 ≪来季4番は野村?スポニチ野球記者ツイッターでアンケート≫ ファンが選ぶ来季4番は野村だ!!新庄新監督がファンから打順を募るアイデアを披露したのを受け、「1番打者」「3~5番の中軸」について、「スポニチ野球記者ツイッター」でアンケートを実施。若手有望選手が多くの票を集めた。

 1番は五十幡が43%。1年目の今季は27試合で9盗塁も、「サニブラウンに勝った男」の走力は魅力十分。3番は近藤が49%。そして4番は今季7本塁打、37打点と覚醒の兆しを見せた3年目の野村が42%と支持された。3番で33%、5番でも11%の票を集めるなど「待望論」は大きい。新庄新監督の下で飛躍が期待される来季へ、「3割30本目指せ」などの声が届いた。

 5番は高浜が16%でトップ。これがファンの選ぶ最強クリーンアップだが、ちなみに「1番新庄監督かなぁ…笑笑」との声も多数、寄せられた。

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