阪神育成1位・伊藤　大学最終登板で痛恨の失策、1回1/3を1失点「悔いが残る」

東海・北陸・愛知3連盟王座決定戦   中京大2－5中部学院大 （ 2021年10月30日    パロマ瑞穂 ）

＜中部学院大・中京大＞3回2死三塁、中部学院大・森の中前適時打で、打球に手を伸ばす中京大・伊藤（撮影・椎名　航）
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　阪神から育成ドラフト1位で指名された中京大・伊藤稜投手（21）が30日、大学最後の登板を終えた。東海・北陸・愛知3連盟王座決定戦の中部学院大戦に救援登板。自らの失策が失点に直結するなど、1回1/3を1失点（自責0）で敗れた。

　「自分のミスでビッグイニングをつくってしまって、本当に申し訳ない。悔いが残る」

　3回2死一塁で登場。1人目の打者を投ゴロに仕留めながら、一塁送球がそれて一塁走者に生還を許した。なお2死三塁からは中前適時打。続く4回は自信のスライダーを決め球に2三振を奪うなど、3者凡退に抑えた。

　ドラフト2位・鈴木（創価大）、3位・桐敷（新潟医療福祉大）も同じ左腕。「負けたくない。切磋琢磨（せっさたくま）してやっていきたい」と決意を新たにした。