松坂の実弟・恭平さん「勝手にライバル視していた」けど「単純に凄い人。漫画みたい」

[ 2021年10月20日 05:30 ]

【西武・松坂大輔投手引退試合】パ・リーグ   西武2-6日本ハム ( 2021年10月19日    メットライフD )

07年にワールドシリーズを制し、優勝トロフィーを手に家族で記念撮影をする(左から)父・諭さん、弟・恭平さん、松坂、母・由美子さん
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 【弟・恭平さん】常に兄の背中を追ってきた。スタンドで松坂の最後の投球を目に焼き付けた弟・恭平さん(38)は「いろいろな機会に立ち会えて、こんなに貴重な経験ができた家族はいない。お疲れさま。そして、ありがとう。そう伝えたいです」と感謝した。

 自身も都篠崎、法大でプレーし、プロを目指して独立リーグの四国・愛媛にも所属した。「憧れで、勝手にライバル視していた」と言うが、自身も野球をやっていたからこそ分かる。「単純に凄い人。漫画みたいだな、と思う」と振り返った。

 レッドソックス時代の07年、家族でワールドシリーズを観戦し、世界一の瞬間を見たことが一番の思い出。「兄は人生のライバル。常に刺激をもらいつつ、これから僕も(刺激を)与えることができたら」。現在は株式会社ドームに勤務する恭平さんはこれからも兄の背中を追い続ける。

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2021年10月20日のニュース