慶大11点大勝で単独首位 今季初スタメン萩尾が2安打3打点 苦労人の4年生・笠井がリーグ戦初勝利

[ 2021年10月20日 05:30 ]

東京六大学野球第5週第3日   慶大11―2法大 ( 2021年10月19日    神宮 )

<慶大・法大>2回2死満塁、中前適時打を放ち一塁コーチャーとグータッチする慶大・萩尾(撮影・郡司 修) 
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 1回戦1試合が行われた。慶大は法大に11―2で大勝し、開幕から7試合で4勝3分けでポイントを5・5とし、単独首位に立った。今季初スタメンの2番・萩尾匡也外野手(3年)が2安打3打点で打線をけん引。2番手で登板した笠井建吾投手(4年)がリーグ戦初勝利を挙げた。法大は5戦目で今季初勝利はならなかった。

 春秋連覇を狙う慶大が、脇役の奮闘で単独首位に立った。「2番・左翼」で今季初スタメンの萩尾は初回の先制二塁打を含む2安打3打点。今春にノーヒットワンラン負けを食らった法大・三浦を3回でKOし「いい投手だったので、打てる球はどんどん打っていこうと思った」。打線は14安打で11得点。その火付け役になった。

 投げては5回から2番手で登板した笠井が2回2安打無失点の力投。4年秋にリーグ戦デビューし、3試合目の登板で初勝利。1浪を経て入学し、1年時には右肘の手術も受けた苦労人は「神宮で勝てればいいなと思ってやってきた。ホッとしたのが一番」と喜んだ。堀井哲也監督は「萩尾はよくやった。笠井は下級生の励みになる」とねぎらった。(川島 毅洋)

 ▼法大石田(東筑で17年夏、18年春の甲子園に出場した右腕がリーグ戦初登板で1回1安打無失点)攻める姿勢で投げられたのは収穫かなと思います。

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