国学院大1年生・坂口翔颯がリーグ戦初先発で勝利「やってやろうと思った」

[ 2021年9月16日 11:45 ]

東都大学野球・第2週第2日   国学院大2―0日大 ( 2021年9月16日    神宮 )

<東都大学野球 国学院大・日大>力投する国学院大の先発・坂口(撮影・木村 揚輔)
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 今春優勝の国学院大が日大に競り勝ち、今季初勝利を挙げた。

 報徳学園(兵庫)出身の1年生右腕・坂口翔颯(かすが)がリーグ戦初先発で、6回1安打無失点、5三振を奪う力投でリーグ戦通算2勝目をマークした。「春が終わってから先発に向けての準備をしてきた。焦りとかはなくて、いつも通りのメンタルで入った。やってやろうと思った」と胸を張った。

 福永奨主将(4年・横浜)が13日の試合で右手首に死球を受け、この日は神里陸(1年・東海大相模)との1年生バッテリーを組んだ。試合前、福永からは「1年生同士だから、正直、やりやすいだろ」と声をかけられ、リラックスさせてもらった。6回は味方の失策も絡んで1死二塁のピンチを背負ったが「いつも通りだった」と、落ち着いて後続を斬った。

 鳥山泰孝監督は「坂口は良く投げてくれた。1年生バッテリーが流れをつくってくれた」とねぎらった。

 ◇坂口 翔颯(さかぐち・かすが)2002年(平14)9月12日生まれ、兵庫県出身の19歳。小1から野球を始め、中学時代は阪神ボーイズに所属報徳学園では2年秋からエース。甲子園出場はなし。国学院大では1年春にリーグ戦デビュー。1メートル78、80キロ。右投げ右打ち。

 ▼国学院大 山本ダンテ武蔵(初回に先制の右中間適時二塁打)前の試合はスライダーで崩された打撃が続いていたので、センターから逆方向を意識した。あそこで打てたのは良かった。

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