ヤクルト“納得いかない”幕切れ 2連敗で3位転落 高津監督の猛抗議も認められず

[ 2021年9月13日 20:54 ]

セ・リーグ   ヤクルト0ー1中日 ( 2021年9月13日    バンテリンD )

<中・ヤ(18)>試合終了となるも、判定に猛抗議する高津監督(撮影・椎名 航)
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 2位ヤクルトが13日、敵地で4位・中日に0―1で敗れ2連敗。この日試合のなかった巨人に抜かれ、3位に転落した。先発の石川雅規投手(41)は6回7安打1失点と粘りの投球を見せたが、打線の援護なく3敗目を喫した。

 石川は初回、4安打を浴びるも1失点。先頭の京田に三塁打を打たれ、1死三塁となって大島に右前適時打を浴び先制を許す。しかし二盗を狙った大島を捕手・中村が阻止。ビシエド、堂上に連打され2死一、三塁となったが高橋周を中飛に打ち取り最少失点で切り抜けた。

 3回には1死満塁のピンチを迎えたが堂上、高橋周を2者連続三振に打ち取り無失点。粘りの投球で91球を投げ抜き、1失点のまま6回でマウンドを降りた。

 しかし打線が中日投手陣の前に沈黙。9回は無死一、二塁とチャンスを迎えたが西浦が犠打で送れず凡退。1死一、二塁で代打・川端のニゴロが思わぬ混乱を呼び、結果的にダブルプレーとなった。

 午後8時35分に試合終了となったが、納得のいかないヤクルト・高津監督は審判団に対し、長時間の猛抗議。最後、判定を受け入れる形となったのは、午後8時51分だった。

 ▼丹波球審(場内説明で)ランダウン中に、京田選手がセカンドベースを踏んでいました。それについて中日側からリクエストがあり、確認した結果、踏んでいたことを確認したので、ランダウン中にホームで2アウト目が成立。セカンドも…。(言い直して)最初にセカンドで2アウト目が成立。ホームのタッグプレーで3アウト目が成立で、試合終了です。

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