大混乱の幕切れに中日・与田監督「非常に難しいプレー。冷静にやってくれた」と選手評価

[ 2021年9月13日 21:48 ]

セ・リーグ   中日―ヤクルト ( 2021年9月13日    バンテリンD )

<中・ヤ(18)>9回1死一、二塁、代打・川端の二ゴロで、ランダウンプレーの最中に京田が二塁を踏んでいることをリクエストする与田監督(撮影・椎名 航)
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 中日は大混乱の判定の末に薄氷勝利で4連勝。

 与田監督は9回に起きた併殺プレーでのゲームセットに「非常に難しいプレー。選手達が冷静にやってくれた」と労いの言葉をかけた。

 問題のプレーは中日が1―0とリードの9回1死一、二塁で起こった。川端の二ゴロを二塁手・堂上が一塁に転送も一塁はセーフ。その後、一塁走者・西浦をランダウンプレーで挟んだが、京田が一塁がセーフだったことに気づいたと見られ、送球を受けて二塁ベースを踏んだ。

 ところが審判からアウトの宣告がなかったため、二塁走者・古賀が三塁を回って本塁突入を試みたため、堂上が捕手・木下拓に転送。三本間で古賀を挟み、アウトにした。

 中日側からのリクエストによるリプレー検証が行われ、京田が二塁ベースを踏み、一塁走者・西浦がアウトになったことを確認。そのため、古賀のアウトで3アウトとなり試合が成立した。

 試合終了後にヤクルト・高津監督が10分以上に及ぶ猛抗議を行い、球審・丹波が「京田選手がセカンドベースを踏んでいた。中日側からリクエストがあり、踏んでいたことを確認。セカンドで2アウト目が成立し、ホームで3アウト目が成立となり試合終了です」と場内アナウンスで説明するに至った。

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