「栗山お姉さん」の栗メーターは今後も継続

[ 2021年9月5日 05:00 ]

「栗メーター」を掲げ、栗山の2000安打を喜ぶ西武ファン
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 その瞬間が訪れると「栗メーター」はスムーズに「2000」を示した。右翼席で歓喜の瞬間を見届けたのは「栗山お姉さん」と呼ばれる名物ファン。元々は他球団を応援していたが、日本一に輝いた08年頃、栗山ファンの夫に誘われて球場へ。「顔もかっこいいし、プレーもすごくて熱い。なんだこの人は」と衝撃を受けた。以降は仕事のスタイルを変え、本拠地はほぼ毎試合観戦。ビジター球場にも可能な限り足を運んでいる。

 「栗メーター」を始めたのは19年。石毛宏典のもっていた球団通算最多安打1806本の更新に合わせて、1800本からカウントアップしてきた。オフのイベントで栗山に会った際に伝えると「あとでゆっくりやっていいんで、野球をちゃんと見てくださいね」と言われ、時間のかかる両面テープから磁石式に改良した。「2000で終わりじゃない。引退までやります」。栗メーターの旅路はまだまだ続く。

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2021年9月5日のニュース