阪神・矢野監督 五輪ブレークに救援陣整備!右足首負傷から再起目指す中継ぎ小林を1軍招集へ

[ 2021年7月23日 05:30 ]

矢野監督が球宴陣整備へ1軍招集する方針を明かした小林
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 後半戦へ向けて戦力再整備を目指す阪神・矢野監督が、左足首の負傷から再起を目指す中継ぎ要員の小林を、近日中に1軍に招集する方針を明かした。

 「エキシビションの間には行こうとしている。小林は帰ってきてもらわなあかん。エキシビションの競争の中で誰が出てくるかなっていうところを見る」

 右腕は6月5日のソフトバンク戦で足首をひねり戦線離脱。その後はリハビリに励み、13日のウエスタン・広島戦で実戦復帰を果たした。1回2安打1失点ながら、順調な回復ぶりを披露。現時点で合流日は未定も、27日から始まるエキシビションマッチ期間中に招集する予定だ。アルカンタラの中継ぎ転向など、ブルペン陣の再整備に本格着手する矢野阪神。「中継ぎの整備は必要」。五輪ブレークを利用し、救援陣の底上げを図る。

 《2軍戦で実戦不足解消》矢野監督は実戦不足解消へ向け、2軍戦を活用する意向を明かした。1軍は27日から対外試合が再開されるが、実戦から遠ざかるため一部選手は、23日からのウエスタン・中日戦などに日替わりで出場させる方針。「北條、陽川、セイヤ(木浪)、山本とか入れ替わりでいこうかなと。状態が上がれば、もっと試合に出られるメンバー」。一方で2軍選手も1軍練習に合流。後半戦へ向けて1、2軍メンバーをシャッフルしつつ、戦力を見極めていく。

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2021年7月23日のニュース