米子松蔭 準々決勝で敗退 2度の逆転も力尽く 「不戦敗」から再出場の夏終わる

[ 2021年7月23日 13:14 ]

第103回全国高校野球選手権鳥取大会準々決勝   米子松蔭10-11八頭 ( 2021年7月23日    どらドラパーク米子 )

<米子松蔭・八頭>9回2死一塁から米子松蔭の代打・徳永琉伽が三振に倒れ、夏が終わる(撮影・中澤 智晴)
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 学校関係者に新型コロナウイルス感染者が出て、一度は「不戦敗」も再出場が認められた米子松蔭が、11-10で八頭に敗れ、2017年以来の4強入りはならなかった。勝った八頭は2017年以来の4強進出で、2014年以来の甲子園出場を目指す。

 壮絶な死闘だった。4点を追う3回、3番・西村の適時二塁打などで同点に追いつき、4回には一時勝ち越し。5回にも1点を加えた。投げては3回から登板した2番手左腕・谷島がロングリリーフながら6回まで無安打と力投。しかし、7回につかまり、勝ち越しを許した。

 それでも7回には西村の右越え2ランで再逆転。2点をリードして9回に入ったが、八頭が猛反撃。本盗を許すなど3点を献上して勝ち越され、リードを守り切れなかった。

 米子松蔭は再出場が認められて迎えた21日の初戦で9回逆転サヨナラ勝ちしていた。

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2021年7月23日のニュース