侍ジャパン・吉田正 金メダル獲ったら、福井県でVパレード検討 後援会長も地元活性化に期待

[ 2021年7月23日 05:30 ]

<侍ジャパン強化合宿>フリー打撃をする吉田正(撮影・篠原岳夫)
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 東京五輪に出場する侍ジャパンの吉田正尚外野手(28=オリックス)の後援会が金メダルを獲得した際に、地元・福井で優勝パレードを検討していることが22日、分かった。

 後援会長の元プロボクシングWBA世界スーパーフライ級王者で、福井県議会議員の清水智信氏(40)は「当然コロナ下ですから慎重に。絶対に選手に迷惑を掛けたくない中で頑張ったことや、やってきたことに対して、できる限りのことはしたい」と話した上でプランを披露した。

 「スポーツ不毛の地ですから。パレードができるなら栗原選手も福井出身ですし、一緒に。正尚選手、栗原選手、2人で地元を盛り上げてもらいたい」

 侍の中軸を担う吉田正とユーティリティーとして期待される栗原の地元だが、過去、同県出身者の金メダル獲得は個人はなく、北京五輪のソフトボール・坂井寛子だけだ。清水氏はスポーツを含めた地域振興に尽力しており、人口減少が続く地元の活性化に期待を寄せる。吉田正は日本、そして地元の思いも背負い、黄金色に輝くメダルを目指す。(湯澤 涼)

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2021年7月23日のニュース