中村紀洋氏 “憧れ”落合博満氏に「ライト方向は狙ってるんですか?」 返ってきた答えに「度肝抜かれた」

[ 2021年6月22日 11:40 ]

中村紀洋氏
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 近鉄、ドジャースなどで活躍した中村紀洋氏(47)が21日深夜放送の関西テレビ「こやぶるSPORTS超」(月曜深夜0・25)に出演。落合博満氏(67)との思い出を語った。

 同じ右打者とあって落合氏に憧れていたといい「ビデオがすり切れるまで見て。右打者でこれだけ打てるのはすごいなって。なんで逆方向に軽々と…スタンドへ放るようなね。思い切り振ってるように見えなかった。狙っているようにしか見えなかったんですよ」と語った。

 後に落合氏と話した際に「ライト方向は狙ってるんですか?」と質問したことがあったという。「そしたら、“バカか。狙うわけないだろ、遅れてるだけだ”と言われて。エーっと。度肝抜かれました」と振り返った。

 2007年に育成選手で中日と契約し、支配下登録を経て、同年日本シリーズではMVPに。「落合さんに認められたという認識はまったくないんです。褒められたこともない。MVPでビールかけで乱入した時、小さい声でおめでとう、とそれだけです。基本的にホームラン打って落合さんだけはハイタッチに出てこないんですよ。当たり前だろと。俺が選んでるメンバー。打って当然。なんであらたまって喜ぶの?と。すげえ!と思いました」と落合氏の姿勢に感嘆していた。

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