ソフトバンク 育成新加入のロドリゲスが入団会見「日本でもクローザーを」 お手本はモイネロ

[ 2021年4月14日 17:40 ]

<ソフトバンク>入団会見を行うA・ロドリゲス(球団提供)
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 右のモイネロになるかもしれない。ソフトバンクは14日、育成選手として獲得した新外国人、キューバ出身のアンディ・ロドリゲス投手(22)の入団会見をペイペイドームで行った。「キューバでもクローザーをやっていたので、日本でもクローザーをやりたい。今年はとにかく自分の中でレベルを上げていきます。長くしっかり活躍できる選手に」と将来像を描いた。

 投球スタイルについては「ストレート、スライダー、チェンジアップのコンビネーションで抑える」と自己分析。ストレートの最速は「95マイル(約153キロ)」と明かした。

 キューバ出身の先輩で育成選手入団しリーグを代表するリリーバーとして活躍中のモイネロについては「道を作ってくれた偉大な存在」と感謝。キューバで話す機会があり、日本野球についても教えてもらったという。「追いつき追い越せ、ではないが、自分も頑張りたい」と、お手本にするつもりだ。

 右腕は3月30に来日し、隔離期間を経てチームに合流。この日から筑後のファーム施設で始動しキャッチボールなどで汗を流した。

 倉野信次ファーム投手統括コーチは「リリーフで」と育成方針を示した上で、「力はあると思います。近いうちに戦力になる可能性は十分にあると思います。凄く楽しみ」と期待した。

 今後は数回のブルペン投球を経て、早ければ来週末に来日初実戦登板する。

 ロドリゲスは1メートル85、88キロ。右投げ右打ち。キューバ国内リーグで2018年から昨年までの3年間で60試合に出場し、防御率3・77。ソフトバンクではまずファームでアピールし、支配下登録を目指す。

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2021年4月14日のニュース