レッズ秋山 2四球&盗塁マークも 初安打はお預け「ちゃんと打っておきたい」

[ 2021年3月12日 13:23 ]

レッズ・秋山翔吾(AP)
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 レッズの秋山翔吾選手(32)は、11日(日本時間12日)のホワイトソックス戦に「1番・DH」で先発出場。

 第1打席は初回先頭先発右腕レイナルド・ロペスと対戦し1ボール2ストライクから二ゴロ。第2打席は3回の先頭打者で、再びロペスと対戦し3ボールから四球を選んで出塁。次打者ニック・カステラノスの時に二塁へ盗塁を決め、カステラノスの本塁打で生還した。第3打席は4回一死一塁で、2番手左腕カルロス・ロドンと対戦。一塁走者の盗塁死の後、空振り三振。第4打席は6回二死二塁で4番手左腕カイル・クバットと対戦。フルカウントから四球を選んだ。4打席でゲームから退いた。

 秋山はここまで出場3試合で6打数0安打3三振3四球。この試合で初盗塁と初得点をマークしたが初安打はまだ出ていない。レッズの外野陣では16年のドラフト一巡指名選手で昨季はセンターで秋山と併用された右打者ニック・センゼルが2本塁打、1二塁打と好調な滑り出し。昨季DHで35試合、左翼で12試合に先発した左打者ジェシー・ウィンカーは今季ナ・リーグでDH制が採用されない場合、主に左翼で起用される見込み。レギュラーでフルタイム出場を目指す秋山は、結果でアピールすることが求められる。

 秋山の試合後のコメント。
 ――ヒットが欲しい状況ではあるが、2つ四球を選び盗塁もした。満足度はどうか。
 シーズン中なら四球を選び点が入るのは良いんですけど、オープン戦では自分の打席の内容、結果が、チームの勝敗とは別のところにある。ヒットもちゃんと打っておきたいし、四球も粘って粘ってというものではなかった。盗塁ができたのは良かったですけど。2つめの四球は90マイルも出ていないピッチャーでしたが、左投手からとれたのは良かった。

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2021年3月12日のニュース