新庄剛志氏「プロ野球のお父さん」恩師・野村克也氏への思いと約束を明かす

[ 2021年2月15日 02:15 ]

新庄剛志氏
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 メッツ、阪神などで活躍した新庄剛志氏(49)が14日深夜放送のTBS「S☆1」に出演し、昨年2月11日に84歳で亡くなった野村克也氏への思いを語った。

 11日に1周忌を迎えた恩師・野村氏について新庄氏は「(野村さんは)俺のプロ野球のお父さんみたいな感じだった」としみじみ。阪神時代に監督と選手の間柄だった2人。新庄氏は現役時代、調子が悪かった時に野村さんから「おい、調子悪いのお前?お前はな、考えても無理なんや。来るボールをバットの芯に当てなさい。カッコつけてもいいから」とアドバイスを受けると「そこからまたガンガン打て出した」と当時を思い返した。

 さらに新庄氏は「亡くなる何年前かな」と切り出し、野村氏から「ワシも、もうそんな長くないから。お前だけはワシが天国いっても、笑顔で見送ってくれよ」と伝えられたという。新庄氏は「わかりました」と誓い、野村氏が亡くなった日は「泣くことはなかった」とし「約束は笑顔で見送る」と恩師との約束を果たしたことを明かした。

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2021年2月15日のニュース