ロッテ・大嶺 甲子園決めた思い出の地から“復活”期す

[ 2021年2月15日 05:30 ]

雨天中止で先発が仕切り直しとなり、ブルペンで調整する大嶺(撮影・長久保 豊)
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 石垣島出身で15年目のロッテ・大嶺が思い出の地で完全復活の足がかりとする。先発予定だったヤクルトとの練習試合が雨天中止。16日の広島戦(コザしんきん)へのスライドが決まり、「昨年と一昨年はリハビリだったので、この時期に投げられるのはうれしい」とブルペンで52球を投じた。

 19年に右肘を手術。昨季は育成から支配下登録に戻ったが、1軍登板は2試合に終わった。井口監督からも「先発でやってもらわないと困る」と4年ぶりの白星に期待を寄せられている。沖縄県内での対外試合登板も4年ぶりだ。今季初実戦となる球場は「甲子園を決めた試合で投げた」と八重山商工2年秋の九州大会、3年夏の沖縄大会決勝で登板。原点に戻って右腕を振り抜く。(横市 勇)

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