三菱重工 4→2チームに再編・統合 「West」ヘッドコーチには元中日・小田幸平氏

[ 2020年12月15日 05:30 ]

三菱重工Westの新ユニホーム
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 三菱重工は14日、4チームから2チームに再編・統合した硬式野球部を「三菱重工West硬式野球部」「三菱重工East硬式野球部」と命名したことを発表。兵庫県神戸市・高砂市に本拠を置くWestのヘッドコーチに元巨人、中日の捕手として活躍した小田幸平氏(43)が就任することが分かった。

 同氏は兵庫・市川高から三菱重工神戸に進み、97年ドラフト4位で巨人に入団。05年オフに中日に移籍し、17年間で371試合に出場した。堅実な守備力でベンチを支え、3度のリーグ制覇、1度の日本一に貢献。お立ち台での決めゼリフ「やりましたー!」などに代表される個性的なキャラクターでもファンに愛された。

 現役引退後は19年から四国アイランドリーグplusでコーチを務め、今季終了後に退団。Westの山口敏弘監督はプロ入り当時の監督にあたり、23年ぶりの古巣復帰で恩師を側面から支える役割が求められる。

 三菱重工硬式野球部は広島、神戸・高砂、名古屋、横浜に4チームあったが、リソースを集中させてチーム力アップを図るため、2021年1月から2チームに再編・統合。神奈川県・横浜市を拠点とする「East」の監督には前名古屋硬式野球部監督の佐伯功氏が就任する。

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